つやだしのレモン

読んだもの、見たものの感想を書く場所。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

The World Is Mine

新井英樹 『ザ・ワールド・イズ・マイン』 (エンターブレイン、2012年) ●印象と感想・暴力と殺人。モンは意味もなく、トシは有意義に。・第1巻は種を蒔いている段階なので、あまり面白くない。だが、第2巻からの展開に驚く。高まる緊張と焦燥。読み進め…

SnowPiercer

『スノーピアサー』 (ポン・ジュノ監督、2014年) ●印象と感想・SFアクション映画。元の邦題は『雪国列車』。・寒冷化で人類が死に絶えた地球を一台の列車が駆け巡る。その列車の乗客たちが生き残った数少ない人類。列車内には階級社会が存在し、先頭車両の…