つやだしのレモン

読んだもの、見たものの感想を書く場所。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

L'Aiguille creuse

モーリス・ルブラン 『奇岩城』 (新潮文庫) ○印象・感想 ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズの代表的な長編といえば、この『奇岩城』と『813』です。 私がルパンに始めて触れたのは小学3年生の時で、ポプラ社から南洋一郎氏の翻訳で出ていた全集を…

グエムル

『グエムル』 (2006年、ポン・ジュノ) ○印象・感想 韓国発のホラーサスペンス。大量の化学薬品が川に廃棄されたことで誕生した怪物をめぐって、主人公一家がてんやわんやを繰り広げる物語。 なんといっても、シナリオが練りに練られています。無駄なシーン…