『Ghostrunner』レビュー
9 / 10
GOOD
・高速で移動しながら敵を斬り裂く快感
・死にゲーだがリスタートが爆速
・サイバーパンクなアートデザイン
BAD
・UIの文字サイズが小さすぎ
・パズル面はやや退屈
Amazon Prime Gamingで期間限定無料(2021年10月末まで)。Prime会員なら無料で手に入る。ただしGOGというプラットフォームを導入する必要あり。
いわゆる「死にゲー」で、とにかく死にまくる。死にゲーは単純作業感がどうも苦手で、『Dark Souls』と『仁王』を序盤で投げ出している自分だが、このゲームは最後まで飽きることなくプレイできた。理由は移動や攻撃などのアクションそのものに爽快感があって面白く、プレイに単調さがないから。
難易度は高いが、何度もリトライすればクリアできるくらいの難易度。アクションゲームが得意ではない自分でも約9時間で最後までクリアできたので、高いプレイスキルが求められるゲームではないのは確か。手強い敵が何体かいるが、挙動を観察していればどう倒せばいいか分かるので、理不尽を感じる場面はなかった。
過去にプレイしたゲームのなかでは『Hotline Miami』とすごく似ている。共通するのは「移動が速い」「敵を倒すのが気持ちいい」「リスタートが早い」の3点。この3点が死にゲー特有の退屈さを解消していていい感じ。
■クラッシュについて
ゲームの後半で、「Fatal Error」というポップアップが出てきてクラッシュすることが何度かあった。Steamのレビューを見ると同じ症状に悩まされた人がいるようなので、自分の解決法を書いておく。
解決法といっても、やったのは単に「ビデオカードのドライバを更新する」だけ。それでクラッシュは起きなくなった。
問題はドライバの更新方法。私のPCのビデオカードはNvidiaのGeForceなので、ドライバの更新は「GeForce Experience」というアプリを起動する必要がある。ただ、そのアプリでドライバの更新をするためにはアカウント登録が必須で、メールアドレスとパスワードを設定しなければならない。
単にドライバを更新したいだけなのにアカウント登録を要求されたのにはたまげた。利用者にとっての利便性を捨て去って個人情報をとにかくかき集めようというNvidiaの企業姿勢はほんとうに立派ですね。