Children of Men
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/03/21
- メディア: DVD
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・映像が美しい。製作費7600万ドルは伊達ではない。
・長回しという撮影技法を使っている。『シャイニング』で有名なステディカムを用いて、場面切り替えをせずに登場人物に寄り添った映像が多い。観ているときには気付かなかったが、たしかに手ブレ映像が多いなと思った。
・美術への深いこだわり。ジャスパーの隠れ家や、檻に入った移民たのうめき声が響く街の様子、シドと待ち合わせた廃校、移民たちの住むボロ屋。この見事な美術群をじっくり見たい。
○印象に残った場面
・冒頭の長回し。コーヒーショップで主人公がコーヒーを購入後、店を出てしばらく歩くとコーヒー店で爆発。
・ファロンがコーヒーに酒を入れる。
・ファロンが街中で誘拐されているのに、周りの歩行者は見向きもしない。
・地下組織がファロンを解放する車中、ファロンに長々と脅し言葉を浴びせる金髪の男に、「口が臭い」。その男はファロンをバスから下した後、「バス賃だ」といって小銭を投げてよこす。
・地下組織から逃げ出す際、車のエンジンがかからず、ファロンが車を押して出発。なんとも間抜けな主人公。
・移民地区へのバスの車中、ファロンにタバコをせがむ老人。